便秘について

便秘の定義は食後72時間を超えても便通がない、もしくは毎日の排便があっととしても残便感がある状態です。便秘の原因は数多く存在しており胃や腸の蠕動運動が衰え、食物繊維の不足、慢性的なストレスや内蔵下垂等軽く上げるとしてもこれだけの要因が考えられるのです。

もし便秘のままだと便が腸内に長く滞在する事になります。本来直ぐに排泄されるべきである便が長期滞在する事で腐敗細菌や有害菌を発生させる原因となってしまうのです。腸の乱れは肌や体質にも現れます。肌荒れや吹き出物が現れたり、肩こりや頭痛などに繋がるのです。

更に腸は食べ物を吸収する臓器。もちろん環境が悪くなれば消化吸収の効率が悪くなり栄養を体内へ吸収する事が難しくなります。便秘は胃や腸だけでなく身体全体の悪影響及ぼす可能性があるのです。便秘かなと思ったら早いうちに解消に向けて取り組むことをおすすめ致します。

便秘かなと思ったら

便秘かなと思ったら薬やサプリメントにすぐ頼るのではなく食品から改善するのはいかがでしょうか?

不溶性食物繊維がおすすめ

まず食物繊維が不足しているなら不溶性食物繊維をとる積極的にとることがなによりです。不溶性食物繊維とは成熟した野菜などに多く含まれておりその他にも穀類や豆類に多く含まれています。日頃の主食が白米やパンであるのなら玄米入りのご飯や全粒粉パンを取り入れるのは非常にオススメです。

発酵食品がおすすめ

これはかなり認知度のある便秘対策ではないでしょうか。

発酵食品を取る事で腸内環境を整えるビフィズス菌を食事に加える事ができます。発酵食品に関しては以前の投稿で詳しく説明していますのでそちらも併せてご参照ください。良好な腸内環境は便通だけではなく脳や体質にも良いと最近ではかなり注目されている分野です。

ストレスを溜めない

ストレス社会の現代では簡単にストレスと言ってもその原因は様々です。

簡単にアドバイスする事は難しいのですが、「こんなもんか」「まっいっか」というように定期的に自分を責め過ぎないようにガス抜きの思考停止を行ってください。ストレスの抱え込みすぎ溜め込すぎはもちろんですが、体に毒です。

特に真面目な方や嫌なことを反芻して考えてしまう方は気持ちを楽しい事に逸らしたり瞑想等を行う事で自身のストレスや感情を客観的に捉えるように日頃から訓練してみてはいかがでしょうか?

運動、トレーニングに取り組む

食事やストレスを整える事が出来れば後は肉体の向上を目的として運動、トレーニングに取り組む事も腸内環境を良くする効果が期待できます。運動やトレーニングに取り組む事で筋肉だけではなく体内の血液の循環や代謝に刺激を生むことが可能となります。

更に運動やトレーニングで筋肉が付けば必然的に姿勢も良くなり肩こりや腰痛の改善に繋がります。もちろん運動やトレーニングは大きなストレス解消にも繋がるので、相乗効果で心も身体もスッキリとします。

更に睡眠も整える事ができれば生活習慣はパーフェクトとなり改善する点はこれ以上ないと言えるでしょう。

薬やサプリメントよりも習慣改善で便秘解消

便秘に対して薬やサプリメントに頼りすぎてはなかなか改善されません。その原因が解決していないのでいつまでも身体の中には悪影響を及ぼす理由が残る事となります。私たちの本来の自浄作用の復活を目指してまずは習慣の見直しから、時間をかけて身体の中から改善していくことが理想ではないでしょうか?

一石〇鳥。

丸の中の数字は今回ご紹介内容を実践する事でどんどん増やせます。

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